猫は狭い所が大好きです。そんな猫のために猫ハウスを用意してあげている買主さんも多いのではないでしょうか。猫ハウスのなかで隠れている猫の姿はとてもかわいらしいものです。しかし、そんな猫ハウスも汚れてくると使ってくれなくなります。
普段から猫ハウスを掃除して綺麗にしていますか。猫ハウスを掃除していないと、人の住まい環境にも悪影響が及びかねません。そこで今回は猫ハウスを綺麗に掃除するコツを解説します。
猫ハウスを掃除しなければいけない理由とは?
猫トイレは毎日きれいにしているものの、猫ハウスを毎日掃除している人は少ないかもしれません。猫ハウスを気に入って愛用してくれればくれるほど、抜け毛や抜け落ちた爪の先でどうしても汚れてしまいます。こうした猫の抜け毛にはたくさんのノミやダニ、細菌やウイルスが付着しています。また、抜け落ちた爪の先はダニの餌にもなります。
これらを放置すると、猫ハウスを使ってくれなくなるだけでなく、猫が皮膚炎などになることもあります。またノミやダニは人間の健康被害にも影響します。こうした事態を防ぐために猫ハウスは毎日掃除しておきたいものです。
猫ハウスは素材によって掃除の手間は異なるの?
猫ハウスの素材によって掃除の手間は異なります。もしこれから猫ハウスの購入を考えているのであれば、掃除の手間も考慮して選ぶと良いでしょう。
ファブリック素材
布地等のファブリック素材は抜け毛が絡まりやすくなかなかとれません。普段からブラシなどを用いて抜け毛を取り除いてあげたいものです。製品によっては丸洗いができるものもあります。ぜひ丸洗いをしてあげて、天日干ししてあげてください。きっと猫も喜ぶでしょう。
プラスチック素材
プラスチック製の猫ハウスもあります。プラスチック製であれば猫の毛が素材と絡まることもないので掃除がしやすいといえます。もちろん、丸洗いもできます。とはいえ洗濯機では洗えないので、庭かバルコニー等で洗わないといけません。もしかしたら、プラスチック製の猫ハウスは温もりに欠けると感じる人もいるかもしれません。そのようなときは、猫ハウスの中に猫用クッションを入れてあげると良いでしょう。猫用クッションはやはり定期的に掃除する必要があります。
ダンボール素材
ダンボール製の猫ハウスもたくさん売られています。さすがに丸洗いはできませんが、安価なため汚れて古くなってしまえば新しく買い換えてしまうのも1つの手です。
木製素材
木製の猫ハウスもあります。中には猫ハウスを自作している飼い主さんもいらっしゃることでしょう。プラスチック製と同様、木製の猫ハウスも猫の毛が素材と絡まることはないため、掃除がしやすいと言えます。ただし、丸洗いには向いていません。
天然素材
藤やラタン、柳などを編んで作られた天然素材の猫ハウスもあります。和風デザインテイストが好きな人にはぴったりな猫ハウスです。編み目の隙間に抜け毛やホコリが溜まりがちなため、他の素材に比べると掃除がしにくい側面もあります。こまめに抜け毛やホコリを払ってあげてください。
猫ハウス掃除のためのワンポイントアドバイス
掃除アイテム別に猫ハウス掃除をより効果的に行うためのワンポイントアドバイスを紹介します。
粘着ローラー
ファブリック素材の掃除に便利な定番の掃除グッズです。しかし、しばらく掃除していない場合や、猫の抜け毛が多い場合には、1回の掃除で何枚も粘着シートを使う羽目になります。そのような場合には、まず掃除機のノズルで掃除してあげて、それでも取り除けなかった抜け毛やホコリなどを粘着ローラーで取るという使い方が良いでしょう。
ゴム手袋
ゴム手袋を手にはめて猫ハウスを撫でてあげると、抜け毛がごっそりと取り除けます。掃除機が入りにくい形の猫ハウスの中も、ゴム手袋をはめた手を入れて撫でるだけで掃除ができるので、非常に重宝します。ゴム手袋は、台所仕事用や掃除用のものなど一般的なもので十分です。何度も繰り返し使えるというコスパ力の高さは抜群です。ぜひ一度使ってみて下さい。
マイクロファイバータオル
普段の拭き取り掃除の際には、マイクロファイバータオルがあると便利です。マイクロファイバーとは、極細の化学繊維でできたタオルで、吸水性・速乾性に優れているという特徴があります。また極細の繊維一本一本に存在する無数の隙間が、細かなホコリをしっかりとからめとってくれます。とりわけ水洗いのできない木製の猫ハウスの掃除にはピッタリです。猫が吐いてしまった後の拭き取りにも重宝します。
重曹
猫ハウスの掃除には、洗剤類の使用は好ましくありません。猫が嫌がる臭いがついてしまうと使ってもらえなくなります。その点、重曹は猫が舐めても大丈夫なので心配ありません。重曹を、ぬるま湯で溶かしたものを、スプレーボトルに入れて用意しておくとよいでしょう。重曹には消臭効果もあるので、一通り掃除し終わったあとにスプレーしてあげてください。また猫がハウスの中で吐いてしまったら、固形物を取り除いた後に重曹スプレーをかけて固く絞ったマイクロファイバーで拭いてあげましょう。吐いたものには胃酸が含まれていますが、重曹はアルカリ性なので、中和作用が働きしっかりと消臭してくれます。
まとめ
猫が快適に過ごせるよう、普段から掃除しておきましょう。さまざまなアイテムを使うことで、日々の掃除をらくにできます。「株式会社エクセレント」では、木製のかわいらしい猫ハウスを販売しています。自社で設計から加工まで行っていますので一部デザインを変更したいなどのご要望も承っています。ぜひこちらのサイトからご用命ください。
